陰陽五行の話



才能は東西南北にあり

太陽が出るのは東、沈むのは西。絶対不変です。
草木が新芽を出す春は山々の緑が香り立ち、雨あがりの雲間にのぞくその青々とした精気に見る人々は目を奪われることでしょう。東は十二支で表すと寅・卯・辰で春、物事の始まりであり生まれ出ずる所。色は青、守りを表す。西は申・酉・戌で紅の日が沈む景色に何とも形容しがたいはかなさが感じられるでしょう、
人間様も現実世界の終わる所で色は白、攻撃を表します。東西は現実世界、南北は精神世界。南は巳・午・未で伝達を表します。北は亥・子・丑で知恵、習得を表します。 才能は東西南北にあり  人間の才能を見出すのに、人自身の日運の質と傾向がでても生れ月の季節によって随分と診断は変わる訳です。

「北天運」「南天運」「西天運」「東天運」の4タイプがあり、北天運は考えるときも行動する時もいつも頭が動いている、思考が先で行動が後、そして奇妙奇天烈な人が多いようです。西天運は考えるところに考える星があり行動すべきところに行動の星があるので前進力あるが、欠点として要領があまりよくありません。南天運は情的、考える星、思考力が存在していません。いちいち理想を追わなくてもその日その日の人生を手堅く生きる逞しい反面、人から理解されようとされまいと関係ない人、社会的思考のない人です。
東天運は思考よりも行動が優先され、感情的になりやすい。現実重視の人間性でものを売ったり買ったりする商売に向いています。まずは目の前のことが大事で何年先かの夢に対して価値を見出さないタイプ。ここでは人間を精神才能領域か現実才能領域か見極めることが必要です。